薪とともに

このブログはアウトドア大好き!薪ストーブを愛するすいてが、薪に関する情報から、グランドカバーで注目のクラピア、洗濯機の修理健忘録について書いているブログです。

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    3月そろそろ終わり 薪ストーブからりんご箱園芸へ

    3月も終盤になってきました。

    そろそろ薪ストーブを焚く日がだんだんと減ってきました。

    暖かくなってきたので、たまーに焚く程度で毎日焚くことがなくなってきました。春ですね。春に向けてそろそろ動き出そうと思います。

     

    我が家の春の訪れ

    この時期になるとアスパラガスが春を伝えてくれます。

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    アスパラガスが顔を出すと薪ストーブは終わり

    我が家ではりんご箱で野菜を育てており、春のこの時期には土の入れ替えやりんご箱の修理になります。

     

    数年経ったりんご箱農園の交換修理

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    りんご箱を再利用して、園芸を行っています。りんご箱はりんごを出荷する際に収納されている箱で、しばらくすると廃棄されていきます。

    最近では販売されているようですが、我が家では知り合いに分けてもらっています。

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    りんご箱の修理といっても、腐ってしまった箱を新しい箱に変えていくという単純な作業です。

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    写真のようにりんご箱を並べて野菜を育てているのですが風通しが悪い木箱はだんだんと腐ってきて、穴が空いてしまうことがあります。そのため、数年に一度はりんご箱を入れ替えていくというサイクルがあります。 

    そして、毎年数箱のりんご箱菜園の個数を増やしています。りんご箱の耐久度を高めるため最近では不織布を貼ってみたりしています。

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    最近は不織布を入れています

    今年はここに何を入れようかな、きっとナスかな、、、、

    りんご箱を使った栽培 〜潅水システムを増設しました〜 夏に向けて園芸が捗った話

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    緊急事態宣言となり、ほぼ自宅軟禁の状態が2ヶ月以上続いています。

    この外出禁止令が出ていたこの時期、我が家では園芸栽培が流行っています。

     

    今回のお話は、4月に植えたじゃがいもの自動潅水システムを作り、定期的に給水されるシステムを作りました。5月当初は水やりを忘れていたため枯れかけていたのが、復活したという健忘録も踏まえて書いています。

     

    りんご箱栽培なので、地植えと違って水やりが重要みたいです。

     

    今年はきゅうり・ピーマン・ナス2株・ミニトマト・トマト・トウモロコシと植えました。夏には忙しくなりそう。

     

    りんご箱は自然素材で経年劣化が生じるため、3年ほどで朽ちてしまいます。

    これも味かなと言い聞かせて、プラスチック製プランターはあまり使っていません。

     

     

    今回の記事では、りんご箱を使った園芸栽培の様子と、散水ノズルを追加した記録を書いてみたいと思います。

     

     

    自動散水ノズルのメリット

    なんといっても、プランター栽培の一番の危険は水キレ状態による枯れてしまうことです。地植えに比べてプランター栽培では水やりが重要になります。

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    自動散水になると水キレの心配がなくなる

    左の写真ではじゃがいもが水キレの状態でぐったりしています。

    じゃがいもは乾燥していても大丈夫という植物なんですが、プランター栽培では水やりが重要であることを示しています。


    あわてて、このSTAY HOMEの時期に、自動散水システムを作ることになりました。

     

     

    自動散水については過去記事をお読み頂ければと思います 

    www.makitomo.net

     

    簡単水やりシステムの追加

    給水システムに、ホースを増設します。もともと設置していたので分岐パーツを取り付けるといいみたいです。

    パーツはいろいろあるみたいなのですが、2年の保証があるタカギ(takagi) GKJ111に決定しました。

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    タカギ(takagi) 自動水やり パーツ 5分岐コネクター4mm×5 4mm水やりホース用 GKJ111

    Amazonで買うと領収書がネット上で見れるので、故障が問題の時に交換や問い合わせが簡単なのでおすすめです。楽天でも同じかな。

    手に届くまで、自分の持っているホースと適合するか不安でしたが、問題ありませんでした。このホースは中華製の安価なものですが、全く問題なく使用しています。

     

     

    ただタイマーは日本製のtakagiがおすすめです。中華製はふたつほど使用してみましたがすぐに故障してしまいました。

     

    www.makitomo.net

     

    このタカギ製の自動給水装置に今回買った、分岐パーツを取り付けます。

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    もともと設置していたものを増設します

    自動散水タイマーに直接刺さっていた4mmホースを外して、tagagi製の分岐に取り付けるだけでした。簡単に分岐することができました。

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    うまくいったと思った後に

    それではテストを行って、作業完了といこうとおもったら、、

    問題発生!付属の止水栓がぶっ飛び水が大量に吹き出すことになりました。

     

    止水栓はキャップのように刺さっているだけなので水の抵抗に負けて飛んでいくようです。

    ねじ式にもなっていないので簡単に取り外しできるところが、逆に簡単に取れてしまうというハメになっています。

     

    周りは水浸しで、水浴びのような感じなってしまいました。何度やっても使っていない止水栓が外れてしまうので、最終的には、、、

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    紐をぐるぐる巻いて安定させた

     

    最終的には紐でぐるぐる巻いて止水栓が飛ばないように工夫しました。今はこれで問題なく運営できています。

     

    あとは、水やり用にホースをりんご箱に通すだけです。

    りんご箱園芸は、簡単に穴が開けられるところがいいところ、あと自然な感じが庭に映えています。

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    自動的に給水できるように工夫しました

     

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    自動散水については過去記事をお読み頂ければと思います 

    www.makitomo.net 

     

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    じゃがいもはりんご箱 6箱植えてました



     

    クラピアの刈り込みには電動芝刈り機が楽だと感じました

    かなり気温も落ち着き、庭遊びもしやすい時期となりました。猛暑の夏はなかなか庭で作業しませんでした。秋になったので、さっと刈り込みを行いました。

     

    この記事では、電動バリカンと芝刈り機の違いや、使用感を書いています。

     

     

    クラピアには刈り込みが必要

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    ぼうぼう過ぎてボールが埋まってる

    このクラピアのメンテナンスとして、生えすぎたクラピアを刈ってあげないとならないのですが、不精な私は放置気味です。

    クラピアがぼうぼうになっていることを考えてみる - 薪とともに

     

    夏の暑い時期は、ほとんど庭には出ずに放置したままです。すっかり秋になったので、クラピアの刈り込みを行うことにしました。

     

     

    電動バリカンで刈り込みは行える

    今までは、makitaの芝生電動バリカンを使っていました。

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    makitaの芝生バリカンを使っていました

     

    小回りが聞くので、どんな場所でもバーーっと刈り込みを行うことができます。 

     

     

     

     

     

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    大量のクラピアには、電動バリカンでは難しい

    小回りが効くので、どこでも刈り込めますが広い面をすべてカバーするのはとても手間がかかってくることが不満に思っていました。

    バリカンで刈り込む → 刈ったクラピアを片付ける → 繰り返し・・・・

     

    このクラピアを片付けるのは、袋に入れたり、ダンボールに入れたりするのですが、これが結構手間だと感じる工程で、とても面倒くさい。。

     

    また、この繰り返しの動作では、刃物の近くにクラピアを拾うために指を近づけることになるので、とても危険です。

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    過去、電動バリカンで怪我してしまいました

    指のキズパワーパッドの張り方のコツを紹介します - 薪とともに

     

     

    電動芝刈り機を使ってみた

    ということで、電動芝刈り機を購入しました。手動と電動がありますが電動のほうが楽だと思うので購入希望です。

     

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    電動で一気に刈り込みができます。収納袋も◎

    一番感動したのが今までは、刈り込んだクラピアをわざわざ手で拾っていましたが、付属の収納袋に自動的に片付けてくれます。

    これをがさっとゴミ箱に収納するだけです。感動!

    怪我をする可能性もグッと減った感じがします。 

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    芝刈り機で一気に刈りました

    さっと刈り込みができる点がとても楽です。これだと夏でもさっと刈り込みができるので、もっと早く購入しておけばよかったと思います。

     

    クラピアがぼうぼうに生えて困ってきた人には是非 おすすめします。

     

     

     

     

    詳しい、芝刈り機のレビューは今後書きたいと思います。 

     

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    やっぱり秋はBBQ

    15分くらいで刈り込み終了し、本日はBBQが埋まってるメイン、やっぱり庭でご飯を食べるのはとてもいいですね。

    秋になってきたので、クラピアの刈り込みを行いました

    いよいよ秋めいてきましたね。暑い夏が終わり、夕方になるとぐっと冷えてきました。

    涼しくなってきた先週は、クラピアの刈り込みを行いました。

     

    家の周りのクラピアを刈り込みするのはなかなか手間なので、東側の庭のみ刈り込みを行いました。夏が終わるころに白絹病が発生しやすいということなので、その前にぼうぼうになったクラピアをメンテナンスします。

     

    クラピアの刈り込み

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    刈り込みを行ったクラピアは、乾燥させてから捨ててしまいます。

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    マキタの芝生用バリカン

    相棒はマキタの芝生用バリカンです。自分の指を切ってしまったことがあるので、慎重に刈っていきます。指を怪我するととても痛いのを覚えています。

     

     

     

    クラピアが生えている場所は広いので、自走式の芝刈り機でも買おうかなと計画中です。

     

    怪我をした時の記事はこちら

    www.makitomo.net

     

     

    刈り終わった様子

    我が家の庭には丸太や原木がゴロゴロ転がったままなので、気にしないでください。

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    上がbefor 下がafterになります

    さっそくですが、30分ぐらいかけてクラピアの刈り込みと雑草取りです。日光が当たりにくい東側のクラピアは、刈り込みを行いうとまだまだ地肌が見えています。

    クラピアを植えて4年目の場所ですが、日光が重要なんだと思います。

     

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    昨年、白絹病が発生したところも刈り込みを行いました

    昨年、白絹病が発生したクラピアも順調にクラピアが生い茂っており、再発はないように感じます。

     

    おわりに 

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    青々としたクラピアの前にそびえ立つ薪棚

    本当は夏の暑い時期にクラピアの刈り込みを行うほうが良いでしょうが、熱中症になるのがやなのでいつも、この時期になってしまいます。
    そろそろ冬に向けて、中割や小割を作らないといけない季節になってきましたね。

     冬は苦手ですが、薪棚を見ているとわくわくしてきます

     

    クラピアの病気とその対策(4) 白絹病の殺菌と予防に殺菌剤を撒きました

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    クラピアの病気は白絹病と呼ばれるものがあります。 前回の記事では、白絹病が発症しないように刈り込みを行うことの重要性について書きました。

    クラピアが幾重にも重なった状態では白絹病が発病しやすいことがわかっています。

      

    今回の記事では、白絹病にかからないようにする予防編として、土壌の殺菌について書いてみたいと思います。

     

      

     

     

    緑の絨毯がまるでパスタのような感じの殺風景になってしまいました。できるだけ、早めに刈り込みを行ったほうがクラピアには良いでしょう。

     

    前回の記事はこちら、白絹病がかからないようにクラピアの刈り込みを行いました。刈り込みを行うと病気を早期発見することもできます。

    www.makitomo.net

     

     

     

    白絹病の殺菌方法

    白絹病は菌核が土壌中にあるので、土壌を完全に水没させる湛水(かんすい)や、ビニールを被せて土壌を高温にして殺菌する方法などが一般的です。

     

    詳しくはこちらで説明しています

    クラピアの病気とその対策(2) 白絹病に罹患した茎の除去について - 薪とともに

     

    紹介している土壌は法面となっているため、湛水にすることは不可能、南に面していないためビニールを被せても高温になりにくいため薬剤で殺菌することにしました。

     

     

    石原フロンサイドの紹介

    土壌を殺菌する薬剤はいくつかありますが、今回紹介するのは石原フロンサイドと呼ばれる薬です。今回はAmazonで購入しました。

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    土壌の殺菌剤としてフロンサイドを購入しました
     
     
     
    白絹病はクラピアだけにかかる病気ではありません。ネギやニラ、らっかせいなどの農作物にも発症する病気です。 

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    様々な病気に効果がある

    袋の裏側には、フロンサイドは白絹病に効果があることが書いています。クラピアにも効果があることを期待して撒いてみたいと思います。

    白絹病以外にも殺菌作用があるので、土壌中の菌が除菌されてしまいます。

     

    土壌に撒いてみた

    殺菌剤は直接、土壌に振りかけました。この土壌は病気にかかったクラピアを すべて除去した場所です。 

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    クラピアを除去した後は、殺菌しました

    適量がいまいちわかりにくいですが、適当に撒いてみました。

     

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    殺菌後には真砂土を上から撒きました

    殺菌剤を撒いた後は、その部分に真砂土を撒きます。グランドカバーがない状態での法面の砂は雨で流れてしまいますが仕方がありません。この殺菌処理をしたのは昨年の9月です。それから白絹病の再発はありません。 

     

     

      

     

     

     

     

    クラピアの病気とその対策(3) お生い茂るクラピアの刈り込みについて

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    前回の記事では、白絹病が発症したクラピアについて書きました。

    白絹病にかかってしまうとクラピアが致命的な影響を受けて、病気がどんどん広がる様子がわかると思います。

    白絹病を発症したら、早く対策することが大事だと感じることができるでしょう。

     

     

    今回の記事では、白絹病にかからないようにする予防について書いてみたいと思います。

     

    まず、クラピアは地面を匍匐(ほふく)して、どんどん茎を伸ばし、途中で根をつけて成長する植物ですが、障害物にぶつかると上に伸びる性質があります。

     

     クラピアが覆いかぶさる経過については、こちらの記事でも書いています。

    www.makitomo.net

     

     

    この性質によって、クラピアは絨毯のようになりますが、この悪いパターンの絨毯は病気を誘発しやすくなります。

     

    悪いパターンのクラピアの絨毯と刈り込みの様子についてみてみましょう。

     

      

     

     

    前回の記事はこちら、白絹病を発症したクラピアの様子がわかります

    www.makitomo.net

     

     

     

    過剰なクラピアの成長と匍匐(ほふく)

    地面に沿って成長するクラピアは、クラピア同士が衝突するようになると、覆いかぶさるように成長を繰り返します。

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    緑の絨毯のように見えますが、覆いかぶさるように成長しています

    緑の絨毯のようにみえるクラピアですが、引っ張り上げると下には太陽の光を受けることができないクラピアが見えてきます。

    地面に匍匐しているクラピアは、上に覆いかぶさったクラピアのために日照不足になり黄色くなっています。これでは、本来地面に根を下ろしているクラピアが成長不足になり、さらに上に上にへと茎を伸ばしていくことになります。

     

    この上に伸びたクラピアが、健全な地表に根を下ろしているクラピアの成長を止めてしまうという悪いパターンになってしまうことにつながっているわけですね。

     

     

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    クラピアを真横からみた様子

    絨毯のようになってなっているクラピアですが、地表付近と光を受ける部分では色がまったく異なります。つまり、地表付近のクラピアは光合成ができないため病気にかかりやすい傾向になっています。

     

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    地表付近のクラピアは成長が悪くなっていた

    太陽の光を浴びているクラピアを除去すると、地表付近のクラピアが見えてきますが、褐色の茎があるだけで、緑の葉をつけていませんでした。

    病気になっていない生育不良のクラピアは、褐色色の茎になっており、葉がないか、黄色の葉があるのがわかります。

     

    また、幾重にも重なった状態だと、湿気も溜まりやすく病気になりやすい状態になっています。

     

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    クラピアを刈り込み様子

    過剰に増えてしまったクラピアは、上にひっぱると簡単に引き剥がすことができます。つまり、根をおろしていない状態のクラピアは健全ではありません。この部分はすべて刈り込みが必要です。

    思い切って刈り込んで捨ててやりましょう。また、刈り込んだクラピアは、地面に植えてやるとクラピアを増やすことができます。

     

     クラピアを増やす方法についてはこちら

    www.makitomo.net

     

     

     

    刈り込みを行うメリット

    クラピアの刈り込みは病気の早期発見につながります。

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    刈り込みを行うとすべての緑がなくなってしまった

     

    クラピアの刈り込みを行うと、外からは見えてなかった、白絹病の初期症状も発見することができました。

    通常は褐色になっている(これもよくないですが。。。。)クラピアに対して、黒く枯れている部分が白絹病の初期症状です。これを放置すると再び白絹病が大規模に広がってしまいます。

     

    このような病気によって枯れてしまっているクラピアは、すべて除去しましょう。

     

     

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    刈り込み前後のクラピア 左before 右after

    左が刈り込みを行う前のクラピア、右が刈り込みの後の様子です。

    一見、問題なさそうにみえるクラピアも、しっかりと地面に根をつけているかを、観察してあげるのが大事だと実感しました。

     

    次の記事では白絹病にかかってしまった土壌とクラピアの殺菌について書いてみたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

    クラピアの病気とその対策(2) 白絹病に罹患した茎の除去について

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    前回の記事では、クラピアの病気である白絹病について書きました。

    白絹病はクラピアに限らず、トマトやなすなどの野菜に発生することが多いようです。

     

    発生してしまったら、その株を除去して、その他に植物に伝染しないようにすることが重要です。放置するとどんどんその周りが病気になってしまいます。

     

    今回の記事では、クラピアが白絹病にかかってしまった後の対策と、その後の経過について書いてみたいと思います。

     

     

     

     

    前回のクラピアが白絹病にかかってしまった記事はこちらです

    www.makitomo.net

     

     

     

    白絹病の一般的な除去方法はこちら

    (1)土壌中や土壌表面に生ワラなどの未分解有機物があると病原菌が増殖して多発の原因となるので、土壌に生ワラなどを施す場合は植え付け1カ月以上前に施し、土壌とよく混和して腐熟を促す。また、畝面への敷きワラは作物の株ぎわまで覆わないように注意する。
    (2)菌核は野外で数年間生存できるが、好気性の菌なので、湛水状態にすると3~4カ月で死滅する。露地栽培では水稲との輪作、ハウス栽培では夏の休閑期に湛水あるいはハウスを密閉して太陽熱処理を行い菌核の死滅をはかる。

    トマト 白絹病 : こうち農業ネット

     

    湛水(かんすい)とは、稲刈りが終わった水田に冬期も水をはる農法。 藁のちらばる水田に米ぬか、ボカシ肥、ミネラルなど、土壌生物のエサになるものをまいてから湛水する。

     

    連作を避け、本病が発生する他の作物も栽培しない。生わらなどの未熟有機物を植え溝に多量に投入しない。発病株は菌核が形成される前に抜き取り、圃場外に持ち出して深く埋めるなどの処分をする。発病のごく初期に株元に薬剤を処理する。夏期にマルチ被覆による太陽熱消毒をする。田畑輪換する。薬剤による土壌消毒を行う。

    白絹病(しらきぬびょう) | 農業害虫や病害の防除・農薬情報|病害虫・雑草の情報基地|全国農村教育協会

     

    調べたことのまとめ 

    調べてみると、主に野菜に関連した白絹病に関する記事がありますが、クラピアに発生してしまった白絹病についてはあまり情報がありません。

    我が家ほどクラピアが白絹病にかかって重症なものはないですね。ほんと、気をつけないと。。。。

     

     

    調べたことをまとめると、病原菌が増殖してしまうので、発症した植物はすべて処分してしまうことが第一歩です。

    その後は、病気になった 場所に再び病原菌が残らないように殺菌することが次のステップになるようです。

    今回発症したものは法面になっているところなので、湛水はできない場所です。

     

    とりあえず、発病してしまったクラピアをお掃除するところからになります。

     

     

    我が家の白絹病の対策

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    白絹病は輪状に伝わっている

    とりあえず、クラピアに大発生した白絹病は広範囲に渡っているので、発病してしまったクラピアはもちろん、隣接したクラピアを除去することにしました。

     

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    地表部分のクラピアがすべて汚染されています

    何重にもなっているクラピアを除去していくと、地表部分のクラピアがやっと見えてきました。この部分のクラピアは茎が太くなっていますが、この部分の発病具合がとてもひどかったです。
    茎が真っ白になっており、泡状の菌糸がびっしりとこびりついていました。

     

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    すべて伐採し、捨ててしまいました

    この日はひとまず、病気になったクラピアを除草して、根まですべて除去しました。

    このままでは再び菌が発病してしまうので、なんらかの方法で白絹病の病原菌を死滅させないと再びクラピアが病気になってしまうでしょう。

     

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    近くの場所でも白絹病を発見しました

    近くの場所では、白絹病の足音が聞こえており、正常なクラピアの下では白絹病があちこちで発病していることがわかります。これはとても深刻です。

     

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    クラピアは刈り込みをしないと病気なります

    一見元気そうにみえるクラピアも、放置しすぎると病気になるので、今後とは定期的に刈り込みをしなければならないと実感しました。

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    注意深く観察すると白絹病にかかっています

    クラピアが白っぽく枯れてきたら、注意が必要かもしれません。

    4年放置していたので、地表まで15センチぐらいの高さまでクラピアが折り重なっています。

     

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    ゴミ袋に4袋ぐらいのクラピアを捨てました

    今回は発病したクラピアを除去するだけで半日かかりました。日頃からクラピアの手入れが必要だということでしょう。次の記事では白絹病の予防のために刈り込みの大事さについて紹介しますね。
     

    www.makitomo.net