パナソニックの洗濯機を長期間つかっていると故障のトラブルに見舞われます。
今回のトラブルは、きちんと水がたまらないというトラブルになりました。
この記事を読むとパナソニック洗濯機の故障のひとつである水が十分に貯まらない、すぐに排水されるというトラブルの解決法について書いています。
私が経験した故障の具体的な症状は下記の通り
- 洗いの時に水道から給水されるけど、すぐに排水されてしまう
- 1回目の給水で洗剤が溶かされるのですが、すぐに排水されてしまうので衣類に洗剤が染み込まずにしっかり洗えず生臭い
- 洗剤を溶かすためのダブルシャワーが出たり出なかったり
- 水位が少なくて、衣類に水分が少なすぎて洗えていない
これの対処法として、脱水ををおこなうと上記のような症状が収まることがあるものの、何度か一度は生臭さがついてしまうことがあるので困ってしまうことになりました。
この故障として考えられるのが水位センサーの故障が疑われました。
前にも水位センサーのエラーコード(H01 水位センサ異常)がでていたので、これが原因かもしれないと思っていました。
今回の記事では水位が少なくて困っている方が水位センサーの購入と交換方法について書いています。
そもそも給水しない場合はこちら
そもそも水位センサーとは どのような働き?
洗濯機は自動で給水量を調節しています。洗濯物の重さを測って水の量を調節していますが、さらに洗濯槽内にある水の量を水位センサーで測っています。
特にドラム式では節水機能が高いと言われていますが、これは水位センサーがきちんと働いて最低限の水で効率よく洗うことができるためです。
水位センサーは洗濯槽から細長いチューブでつながっており、洗濯槽に満たされた水がそのチューブを入っていくと、チューブ内部の空気が押し上げられることになります。
水位センサーはその空気の圧力を計測して現在、洗濯槽にどのくらいの水が入っているかを判断しているのです。
この水位センサーが壊れてしまったとしたら、適切な水位を保つことができず、洗濯槽内の水が少なすぎたり、多すぎたりする原因となってしまいます。
水位センサーのとはどのようなものか
水位センサーは天板の下に隠されているので、洗濯機の天板を取り外す必要があります。天板を取り外す方法は下記の記事に書いています。
天板パネルを取り外しと内部が見えますが、水位センサーはすぐに見つけることができました。目印はチューブにつながっているその先です。
天板を取り外すと透明のチューブが確認することができます。このチューブの先端に取り付けられているのが水位センサーです。
水位センサーの外観はは接着剤のようなもので取り付けられています。ピンクとブルーのコードがとりつけられています。 空気漏れがある場合は水位センサーのエラーがでると思いますが、目視ではわかりませんでした。また断線などの破損も見受けられませんでした。
水位センサーを洗濯機から取り外してみました。
水位センサーにはコネクターとホースが差し込み口があります。差し込み口を口に加えて拭いていると中でペコペコと何かが膨らむような感じがします。 おそらくチューブ内が加圧されると膨らむのを感知して電気信号を送っているのだと思います。
水位センサーを購入します
水位センサーや給水栓などは通信販売で手に入れることができます。品番さえわかれば探せば見つかるものです。
今回の水位センサーは絶版になっているようで、購入店で問い合わせを行うと同等品があるとのことで購入しました。早速購入しました。
洗濯機から取り外してみたものと、購入したものをを比べます。
右が10年使った水位センサーです。給水栓と同じように黒いマジックが塗られています。品番はPSR−36−C 99 18Aと書いています。同等品はPSR-36-C 76 09Eとなっています。
大きさやコネクタのサイズも一緒なのでよかったなと感じます。
ピンクの接着剤が何かはわかりませんが、代替として木工用ボンドを塗って接着してみました。空気さえもれなければ大丈夫の精神でやっつけでつけてみました。
次の日になり、白くなっていた接着剤は透明になってなんとかくっついたようです。
しかし、上記の症状は改善がなかったので、結局 サービスマンに来てもらうことになりました。
水位センサーエラーだとこれの交換でいいんだと思いますが、今回は水位センサーの故障ではなかったようです。
まぁ、車検のように定期的に部品交換を行うとまだまだ使えるという気持ちの切り替えでサービスマンを待つことにしました。
つづきます・・・