いよいよ寒くなり家の中で過ごすのが多くなる季節となってきました。寒いのでなんとなく屋外に出ることが減る季節ですが、冬キャンプに出かけましょう!
今回は、冬キャンプの初心者に向けておすすめするメリットと注意点についてお伝えしたいと思います。 冬キャンプはハードルが高そうですが、その分自然の美しさと厳しさを感じてる絶好のシーズンなんです!
本日の目次
冬キャンプについて
なぜキャンプをするのかと問うと、自然のなかに出て行き、食事をすると普段の便利さや四季折々の季節を実感するからではないでしょうか。
テクノロジーを捨てて、非日常を楽しむのがアウトドアの楽しみです。
キャンプといえば夏のイメージがあるようですが、実は冬キャンプは狙い目なんです。その理由といえば
- 虫があまりいない
- 人も少ない、貸し切り状態になることもある
- 空気が凛としている
- 空気が澄んでいて星が綺麗
- 朝の空気感が気持ち良し
- 暖かい料理がウマシ
- 寒いので身体を暖める焚き火が良い
冬キャンプのメリット
虫があまりいない
夏のキャンプの必需品は蚊取り線香ですね。アウトドアですからもちろん、虫が多いです。アウトドアは好きでも虫は苦手という人も多いですよね。子どもは大好きみたいですけど・・・
冬キャンプでは、この悩みが解消されます。蚊なんていません。
なんといっても夜のランタンに虫が集まってこないことがイイです!
机の上にランタンを置いておいても、虫が集まってきてません。アウトドア・あるあるのひとつがランタンにめっちゃデカイ蛾が集まってきて、皆を恐怖に落とし入れてしまいます。
これがナイヨ!
漆黒の闇にランタンの灯りがあるととてもキレイなんです。
人も少ない、貸し切り状態になることもある
なんとなく、夏はバーベキュー!とキャンプ!みたいなのがノリであると思いますが、冬にキャンプをしようとする人達はマジでアウトドアが好きな人だけです。
海や山でも DQNな ヤンチャで若い人達は夏に増殖し、冬は絶滅するようですから、これが大きいです。
アウトドアの楽しみ方も人それぞれですので、この話は難しい話と思いますが聞いてください。
テント設営が終わってほっこりしているところに、隣に来たヤンチャな若者がテントを建てて、それと同時に大音量で音楽をかけはじめました。
もうキャンプ場一体が ドォンドォン!ドォンドォン!と縦ノリのリズムが響き渡り、自然の音が聞こえなくなりました。大声でウェーーイ!と酒盛りが始まり、キャンプ場の雰囲気は一気にクラブ風に・・・タバコの煙もお構いなしに屋外酒盛りの場になりました・・・
このため、それまでいたファミリーキャンパーは退散してしまいました。
こーいう騒ぐようなノリのキャンプもアリと思うのですが、周りの雰囲気に合わせましょうーよといいたい気持ちがこみ上げてきます。言いましたけど。
きっと音楽フェスと混同してしまっていて、人類全体が音楽好き、私の好きな音楽は絶対他の人も好きー!だなんていう思い込みの人が近くに来たら大変です。
音楽フェスのキャンプサイトはそのような人たちが集まってきており、その理解のもとでキャンプをしていますが、多種多様のキャンパーがいることを念頭においておくことが必要です。何事も周りにあわせてマナーは守りましょう。
冬キャンプになると、このようなノリだけでキャンプをする人がめっきり少ないですから、自然の中に自分たちが存在していることを肌で感じることができます。
特に寒さが厳しくなってくると、広いキャンプ場が貸切状態になることもたびたびあります。ここがオススメポイントです。
空気が凛としている
人が少ないため人為的な音がないです。このため、最初は、無音と感じます。
しかし、耳を澄ますと木々が揺れる音や乾燥していく音、遠くで動物が動く音が響きます。焚き火をしていると火が燃える音とパチパチとした音がよく聞こえるようになります。これは空気が乾燥しているため音が響きやすいと言われています。
自然本来の音を楽しむことが、キャンプの楽しみではないですか。
空気が澄んでいて星が綺麗
冬は星座はたくさんありますが、その中でもひときわ目立つのがオリオン座です。星空を見ながら語り合うなんてロマンチックです。
朝の空気感が気持ち良し
冬キャンプの朝はとても寒いですが、そこで味わう朝食がとても美味しく感じます。
パンと卵焼きとコーヒーだけで十分です。それだけでも十分!
ラピュタトーストができれば最高です
暖かい料理がウマシ
なぜわざわざ冬にキャンプするのか?ひとつの答えが暖かい料理です。
普通に鍋料理だけでも美味しいです。夏はバーベキュー、冬は鍋がとても良いです。ダッチオーブンの料理がとても役に立ちますよ。
寒いので身体を暖める焚き火が良い
焚き火は夏より冬のほうが向いています。なぜかというと、冷えた身体を暖める作用があるからです。
乾燥しているので火の不始末には注意が必要です。
冬キャンプで気をつけたいこと
夏と違って人が少ないため、アクシデントが生じてしまった時は自分でなんとかしなければなりません。例えば、調味料の忘れ物など夏場であれば近くのキャンパーに借りることができるかもしれませんが、冬は誰もいません。
さらに野生動物との距離感についても気をつなければなりません。時にテントを熊が襲う事故も起きることがありますから、注意が必要です。
また、キャンプ内に暖房器具を入れることが多くなりますが、一酸化炭素中毒には気をつけなければなりません。煙突がない状態で練炭などを使用するのは重大な事故を起こすかもしれません。
〆
改めて冬キャンプのメリットを考えてみました。夏より冬のほうがお得なことがわかりました。この冬はぜひとも冬キャンプへどうぞ!
薪ストーブは、テント内でも使用することができるという記事はこちら