薪ストーブを導入するにあたって一番の心配事は、「どうやって燃料となる薪を入手するのか」が大きな問題となります。
すでに薪を無料で手に入る環境ならば良いのですが、薪は簡単には手にいれることは難しいでしょう。
新しく薪ストーブを導入する際は必ず以下の内容を踏まえてから薪ストーブ本体をご購入された方がいいです。
ストーブのイメージ
薪ストーブを導入しようかと考えた時、相談した方からこのような声が聞こえました。
「すごい お金かかるよ」、「ランニングコストが悪いんじゃない」「エアコンで十分じゃないの?」「火事になるから止めなよ」
んー、薪ストーブの雑誌の写真を見るととても家族が暖かそう、薪ストーブではピザやダッチオーブンなどの調理もできるし、家の中のイメージがめっちゃカッコいいーという短絡的なメリットしか考えてなかったので、そういうランニングコストや危険性についてあまり考えていませんでした。
これらテレビでは紹介されない、薪ストーブのメリットやデメリットについては、わたしのブログでまとめていますので御覧ください。
【導入までに読んでおきたい】薪ストーブのデメリットについて本音で書いてみました - 薪とともに
そして、予想はしていましたが購入していから一番考えるようになったことは、ランニングコストに関わる薪ストーブの燃料になる薪のことでした。
失敗とは言いませんが、薪ストーブを設置するまでには、少しの覚悟が必要です。
お金か時間かのどちらかの・・・
薪を購入するか購入しないか
薪の調達方法は買うか、どうにかして手に入れるかの二つに分かれます。どれだけ薪作りに労力を費やすか、それとも一括で購入するなど人それぞれの考え方があると思います。
購入せずに薪作りをするのであれば、保管場所も必要となります。簡単に言えば庭や敷地の広さが必要となります。このため、都会では薪を保管することは難しくなりそうですね。
この写真は家の近くのホームセンターで薪束が販売されていた値段です。今年は去年より高い感じがします。もちろん、地域によっても薪束の価格も異なるので、これより安いと思います。
薪を手軽に購入すると価格は?
薪の年間使用量は人にもよりますが、およそ300束、多い人で500束にもなるそうです。
例えば、このホームセンターなどで賄うとすると861円×300束だと25万8300円になります。改めて、計算するとビックリですね。
これならば、最高級の最大クラスのエアコンが毎年買えることになります。そりゃ、ランニングコスト悪いはず、やっぱり石油ストーブやガス、電気などの方が圧倒的にランニングコストは良いです。
なぜ、ランニングコストが悪い薪ストーブを使うかというと、やはり暖房器具なのに暖かみが違うという感情論になります。
煙突があるだけで、我が家のシンボルとなります。ここから家中が暖かくなります。
どうせ何年も住むなら、便利さより感情論優先が我が家です。
薪の入手手段とは
薪ストーブで燃やす薪の入手方法は以下のようになります。自分の手にとって薪を購入できる実店舗と最近ではインターネットを通じて通信販売で購入する場合があります。
お金で解決 する 購入する組
- ホームセンターなどで購入する
- 燃料店で購入する
- インターネット薪販売店で購入
- 薪専門店で購入
- 森林組合・営林署などで購入する
- チップ工場から原木を買う
これら薪を購入する手段や購入店について、下記の記事で詳しくまとめてみました。
薪は専門店で販売されることが多く、その質や量については店舗によってさまざまです。初めて薪を購入する場合についての心得についても触れています。
薪の購入手段について調べてみた 薪を販売する専門店の紹介 - 薪とともに
自分でどうにかして手に入れる DIY組
- 農園や農場に声をかける
- 山や森林を持っている人に出会う
- 建設、建築業者に端材を入手する
- 製材所や木工所で端材を入手する
- 薪ストーブ設置店で紹介してもらう、
- 薪拾いイベントに参加する
- 掲示板で不要な木材を集める
販売されている薪を購入せずに、自分の手で作ることができます。といっても、山に生えている木を叩き切って持って帰るのはNGです。わたしも、薪の原料となる樹木を手に入れるためにいろいろな行動を行いました。失敗はありませんが、苦労はあります。その結果、現在では安定した原木を手に入れる手段を得ることがでるようになりました。
薪ストーブユーザーや焚き火ユーザーに役に立つであろう、薪を無料で手に入る方法とその理由についてはつぎの記事でお話しましょう。
薪の原料となる原木を無料で入手する手段を公開するよー - 薪とともに
〆
薪ストーブユーザーあるあるですが、枯木を見ると薪だと言い、廃材を見ると薪だと言い、園芸業者が作業していると薪になる木はないか思い始めたらもう薪ストーブ中毒です。