薪ストーブの書籍をレビューする企画、第7弾は出版社 地球丸の『LOG HOUSE MAGAZINE(ログハウスマガジン) 2017年3月号』を取り上げましょう。
この本は2017年3月に発刊された本になります。ログハウスマガジンは、ログハウス専門書で、隔月に発刊されています。
主にログハウスについて紹介されている雑誌ですが、年に数回、薪ストーブについて特集があります。この特集ページをまとめてムック本を製作しているようですね。
今まで紹介した本とは違って、薪ストーブユーザーのアンケートなどがあるので、とても興味深い本となっています。
それでは薪ストーブ〜
LOG HOUSE MAGAZINE(ログハウスマガジン) 2017年3月号
特集テーマとしては『薪ストーブのある暮らしへようこそ』となっており、一冊丸ごと薪ストーブに関連する情報が記載されています。
登録情報
雑誌
出版社: 地球丸; 隔月刊版 (2017/1/30)
Amazonでは読み放題サービスがあるので、ここで読むことができますよ。
全体像
現在では本屋さんで手に入れることは難しいようですね。出版社の直販か、Amazonの読み放題サービスで読むことができます。
これら蓄積されたデータをムック本でまとめているようですね。納得!
薪ストーブを導入を考えている人は、ユーザーの生の声を聞きたいでしょう。
それが薪ストーブ白書として書かれているので、絶対読んでおきたい特集です!
薪ストーブ導入例
カラー見開きで写真も美しく、自宅の情報から見取り図、ストーブの詳細な情報など雑誌とは思えないぐらい、詳細な情報がギッシリです。
また、導入された方の役に立つ意見がたっぷりなので導入前の人は必見でしょうね。
それぞれのお家の薪棚や薪割りの工夫などを読むことができるので、薪ストーブユーザーが読んでも、納得のページとなっています。24ページ。
面白いのが我が家の薪環境というコラムがあり、使用されている樹種や調達方法まで書かれています。薪の1シーズンの調達費用が0円の人から20万円の人がいたりして、各家でだいぶ違うんのだなぁと感じます。
ちなみに我が家では、薪の調達費用は0円(やる気と元気が必要)です。
後半にも薪ストーブ導入例があり、とても綺麗な本となっています。28ページ。
薪ストーブ導入するための知識
必読のページが『ログマガ』薪ストーブ白書2017 でしょうね。
薪ストーブユーザーにアンケートを実施しており、90名の方が協力しているようですね。
ログハウスマガジンの10年に渡り、登場している薪ストーブはバーモントキャスティングスのアンコールです。
やはり、ユーザーが多いのだなと感じます。また、メーカー別に見てもバーモントキャスティングスが一番多いので、おそらく日本で一番多いのではないかなと思います。
我が家も、ユーザーが多いという点で、情報が多いと思いアンコールを導入しました。
また、薪ストーブ導入によるデメリットについては、多くの人がデメリットはない(34.9%)と薪の調達が大変(30.1%)となっており、薪の調達については事前に確認しておかないと宝の持ち腐れになる可能性があるでしょう。
しかしながら、1シーズンにおける薪の調達費用については0円(57.8%)が大半なので、薪ストーブを導入する人は、アクティブであり、行動力がある人ということがいえるでしょうね。
こちらの本にも書いていますが、出会いや縁こと、薪調達の極意と書かれていますが、全くその通りだと思います。
私のエピソードでは、薪が置いている家に、直接直談判して、ドコで調達しているのか聞いてみたことから、樹木の伐採を手伝うようになりそこで樹木を得ることができるようになりました。
それまでは、とにかく近くの造園業者さまに声掛けをしたり、道端で樹木を伐採しているのをみると常に声を書けていましたよ。
とにかく、薪を手に入れるためには行動あるのみでしょうね。
将来のユーザーへの誘いと助言のページでは、薪の入手先の検討・確保(34.9%)が1位となっており、薪ストーブには薪が重要であることを示しています。
薪ストーブのカタログ
Amazonの読み放題サービスでは、閲覧ができませんでした。残念!
薪について
すでに薪棚や薪の入手についての重要性については書かれていますが、実際に薪を作る工程を写真とともに示されています。
例えばチェンソーで玉切りをつくろう、ではチェンソーの手入れからチェンソーの使い方までしっかりと書かれています。
また、斧で薪割りをしよう、では斧の握り方からメンテンナンスまで、文字数も多く正確に書かれていました。
さらに、エンジン式薪割り機の紹介ページがあり、9機種が紹介されています。ログハウスとなると郊外で建てることが多いようなので、電気式薪割り機はありませんでした。
さらに自然木で薪棚を作るという思い切った特集があり、次本でも特集が続くようになっています。自然木となると、実際に伐採した木々で棚を作るというDIYページでとても面白いと思います。広大な土地があるならばチャレンジしたいものです。
11ページ。
薪ストーブ料理について
基本的な薪ストーブ料理についてのハウツーや道具、薪ストーブ料理に向いていない薪ストーブまで紹介されています。購入前には読んでおきたいページ。4ページ。
薪ストーブショップ紹介
特に掲載はなし、おそらく特別付録であるのでしょうね。読み放題では0ページ。
その他
薪ストーブを省エネ機器認定になるべきであるとの意見をまとめたページもあり読み応えがあります。
Amazonの読み放題サービスは、薪ストーブの本が多く読み放題です!
Amazonでは読み放題サービスがあるので、ここで読むことができますよ。
〆
いかがでしょうか?薪ストーブの本についていろいろな本がありますね。
薪ストーブ白書は薪ストーブユーザーとして共感する点がとても多かったと思います。
是非、読んでみてください!