薪ストーブを導入する際に、とても悩ましいことの一つが燃料となる薪が手に入るかという点です。薪ストーブ白書(2017)によると、薪ストーブユーザーの薪ストーブについてのデメリットは、薪の調達が大変(30.1%)となっており、薪の調達や購入については事前に考えておかないと大変だということになります。
薪ストーブ白書についてはこちら
一冬使用する薪を、すべて購入するとなるとかなり高額になると思います。先程紹介した薪ストーブ白書では年間に20万円もの薪を購入して燃料費となっているお家もあるようです。
薪ストーブ導入を検討している方と話してみた
最近、新築時に、薪ストーブ導入しようかどうか迷っている人と、相談を受けることが増えたのですが、一番多い相談は、薪ストーブ自体が高額という点について悩まれるようです。
個人的には、薪ストーブは安いものではないですが、主に住宅購入時に導入を検討されている方が多いようなので、思い切ってローンに組み込んでみたら?って伝えています。
外構工事などは、それ以上に費用はかかるので、外構工事を抑えると十分薪ストーブは導入できるでしょう。樹木などは後でも追加できるものです。
どうすれば無料でゲットできるのか
でも、導入前に事前に薪をどうするのかを一番に考えましょう。薪を置いていくスペースや搬入する導線などが大事だと今は思います。
また、薪ストーブの導入後に薪をどのように手に入れるかも考えなければなりませんよね。
でも、無料で薪となる樹木がもらえるところがある人は少ないでしょう。
で、私の経験では薪ストーブを導入していることを近所人や知り合いに伝えておくと、チラホラと不要な樹木があることを知らせてくれたり、伐採している場所があれば知らせてくれるようになりました。
すべての情報が、有益ではないこともありますが・・・
有益でないという意味は、伐採している木が、垣根代わりに使われている葉ばかりの樹木や、薪ストーブには向かない竹などの伐採情報です。
これらは薪ストーブには使えないので、もらっても不要なものとなることが多いので、しっかりと説明して理解してもらうことが必要でしょうね。
実際に原木をもらいました
今回は伐採したコナラが大量にあるとの情報を得たので、現地に足を運びました。
地主さんから森になっている場所を造園会社に委託されて伐採の真っ最中でした。丁寧に挨拶をして、薪ストーブを使用しているので伐採している樹木を欲しいと伝えると難なく了承を得ることができました。
造園会社の社長さんいわく、これらは産業廃棄物になるのでいわゆるゴミと変わらないので持って帰ってもらって良いとのことでした。
伐採現場では無造作に切り倒された樹木が放置されています。
主に、初日から数日で伐採、適当な長さにしておく、最終日にユンボやクレーン付きのトラックなどで運び出しの工程があるようです。
早ければ2日ほどで作業は完了してしまうので躊躇している間はありません。勇気をだして声を掛けましょう。
ただあまりにも太い樹木は自動車に積み込むのが一苦労なので、ある程度の太さを伝えておきましょう。
私の場合は、薪割りや薪割り機の負担を考えて20〜30センチほどの口径の原木が欲しいと伝えました。
現場は作業が完了して撤収していましたが、良い具合の太さの原木が積み上げられていました。これだけで一冬の薪は十分持つでしょう!
人によってはゴミの山ですが、私にとっては宝の山に見えます♫
愛車に積み込みましたが、10分の1も積み込めていません。
しばらくはせっせと運び出しと薪割りの日々になるでしょう、感謝!
他にもキャンプ場の整備のお手伝いをして原木を手に入れています。
無料で原木を手に入れるポイント
無料で原木を得るためには以下の点がポイントでしょう。
- 事前に周囲に薪ストーブを導入していて、伐採した樹木が欲しいことを伝えておく
- 伐採している業者の方に、きちんとお願いしてもらう
ぜひ、素晴らしい薪ストーブライフが広がりますように
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