薪とともに

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    アンコールのトップドアの感想とお手入れについて

    こんにちわ、こんばんはSuitenです。GWも後半戦に入り、いよいよ薪ストーブの季節も終わりました。今回はアンコールトップドア(天板)の使用感と手入れについてご紹介します。

     

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    本日の目次

     

    トップドアとは何ですか?

    我が家の薪ストーブは、バーモントキャスティングス社製のアンコール(Encore)を使用しています。

    多くの薪ストーブは前方の扉から薪を入れてるのが通常となっています。

    このアンコールの特徴のひとつには天板が開き、そこからも薪を入れることができます。

     

     

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     写真の天板の一部が可動式になっており、そこから薪を入れることが出来ます。

     

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    https://www.firesidestove.com/products/stoves/encore.html より

     

    この天板が開くということは、どのようなメリットがあるのでしょうか。

    ほとんどの薪ストーブには、このようなトップドア(天板)が可動式になっているものは少ないですが、トップドア(天板)が開くことにはどのような意味があるのか、報告してみたいと思いますね。

     

    トップドアを使用した感想

    結論からいうと、この天板(トップドア)が開くことによって上から薪を入れることができるのですが、これがとても良かったと思います。理由は以下の通り・・・

     

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    前方の窓からも熾火の様子は見ることができますが、上から見るとストーブの後方にはスペースがあることがわかったり、火の点き具合などを確認することができます。 

    また、炉内の薪の移動についても前方からするより、上からするほうが移動しやすいです。まるでUFOキャッチャーのように上から薪を掴むほうが、手の力は半分ぐらいで済みます。逆に前方からだと、薪の重さが倍に感じるので、腕力も必要となってしまいます。

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    特に我が家では柵を設置しているので、前方からのアプローチは距離が遠くなるので危険が伴ってしまいます。また、前方の扉が開いている状態で熾火を触ると、そのまま前方扉から落ちてくることもしばしばありました。

     

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    もちろん前方の扉を開いた状態で、薪を入れていくのもいいのですが、熱気がすごくてサッと入れないとグローブをしていても火傷をしそうなぐらい熱いです。

     できれば薪入れにかかる時間は短いほうが良いと思います。

     

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    前方の扉が閉まっている状態で、上から薪を入れるほうが安全で且つ、時間短縮になるのでとても良いですね。

    狙ったところにストンと薪が入るとそれで終わりです。もしくは、上から薪をずらすだけで終わります。

     

    薪ストーブは薪入れが何度もあり、煩雑になりやすいので薪入れがサッと終われるアンコールにしてよかったなぁと思っています。

    なんといっても、女性でも子供でも薪入れが安全にできる!という点が一番のメリットだと思います。なぜならば・・・ 

     

    大きい薪の重さはスゴい

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    写真のように良質な薪は大割になると一キロ近くになります。中割だとこれの半分くらいですが、それでも500gになります。

     

    これを通常の火箸で動かしたり、移動させることは困難です。ましてや持ち上げることは危険を伴います。

    このため、前方のドアから入れるとなると必ず専用の火箸が必要となります。

     

     

    余談になりますが、薪ストーブの道具のひとつにはファイヤーツールというものがあります。

     

     

     アンコールなら専用の火箸がなくても、普通の火箸でも上からなら簡単に移動させることができますよ。

    このため、女性や子供の薪入れを行うことが多いならばアンコール(Encore)がとても良いということになります。

     

     

    トップドア(天板)のお手入れについて

    薪ストーブの使い方のひとつに天板に水を入れた鍋や、やかんを入れて加湿することができます。この加湿のおかげで今年は大きな風邪をひかずに家中の加湿を保つことができました。

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     しかし、この使い方のデミリットがひとつあります。それは、トップドアが錆びしてしまうのです。薪ストーブは鋳物で作られたものですが、そのほとんどが黒耐熱塗装を施しています。しかし、トップドアは塗装がなく、鉄そのもので塗装をされていません。

    このため、水に弱くすぐに錆びてしまいます。

     

    今回はその錆びを落としてみたのでその過程を記録したいと思います。

    写真のように、ワンシーズンに一度もトップドアは磨いていないと赤錆びが進んでしまっていました。コリャいかん!!!

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    用意したのは、金ブラシ二種類。特に専用のものではなくてホームセンターで購入したものです。できれば、溝があるのでさらに細い金ブラシを用意するほうが良いと思います。 

     

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    トップドアの裏側には、煤が付いてしまっています。どうしても、ここには煤がつくのでオフシーズンには掃除したいところになります。 

     これら裏表を金ブラシでゴシゴシと磨きます。

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    約10分ほど磨き、パーツクリーナーで流したり、雑巾で拭きながら一心不乱に磨きます。水で洗ってしまうと再び錆びの原因になるので注意が必要です。 

    パーツクリーナーで落とした錆びを洗い流すことができます。

     

     

    仕上げはオリーブオイルを塗り広げます。 

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     オイルはサラダ油やオリーブオイルなどが良いみたいです。

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    ベタベタになっていますが、塗り広げます。塗るのは子供に手伝ってもらいましたよ。

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    一応、これでほぼ完了です。これを新聞紙で拭き取って仕上げます。

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    最後の仕上げとして焼付を行ってみました。シーズン中であれば普通にストーブを焚けばよかったのですが、さすがに今の季節では暑すぎるでしょうね。

     

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    キッチンコンロで焼付を行ったのですが、なかなか熱が伝導しません。20分ほど焼付を行って終了となりました。

     

     完成したものがこちら

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    前後で比較すると一目瞭然です。綺麗にしてあげると大事にしている実感が湧きます。

    トップドア以外のメンテナンスやお掃除は今後に取っておきました。煙突掃除もしないとヤバイかも

     

     

    最後まで読んで頂きありがとうございます。

    今回はトップドアの掃除を紹介しました。はたしてこの方法が一番良いのかわかりませんが、とりあえずキレイになったのでこれでいいかなーという感じです。