最近、ドラマ日本沈没を見ていたので小栗旬の演技が気になって映画を調べてみると『罪の声』という映画が目に止まりました。
お家時間を過ごす方や、映画『罪の声』見たことがない人は是非視聴して見て欲しいので紹介したいと思います。
映画『罪の声』予告
どうですが? 予告を見るだけで興味が湧いた人は続きをどうぞ
あらすじ
京都市内で紳士服のテーラーを営む曽根俊也(星野源)は2015年夏のある日、父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。
ノートには大量の英文のほか、「ギンガ」と「萬堂」の文字が書かれていた。さらにテープを再生すると、何かを語る子供の声が聞こえてきた。
それは31年前、大手製菓メーカーのギンガと萬堂をはじめ食品会社数社が脅迫・恐喝され、既に時効となったものの、現在も未解決のままの“ギンガ萬堂事件”(ギン萬事件)の脅迫犯の音声と全く同じものだった。
その声が子供の時の自分の声であることに気づいてしまう。
大日新聞大阪本社で文化部記者を務める阿久津英士(小栗旬)は、年末掲載予定のギンガ萬堂事件の企画記事に応援要員として駆り出された。
イギリスに出張を命じられ、1983年のハイネケン社長誘拐事件について元誘拐交渉人に取材したり、当時イギリスでハイネケン事件を調べていたという中国人を探したものの、空振りに終わるが、徐々に事件の核心に触れていくことになる…
ここまでのまとめと少しネタバレ
まず星野源が演じる曽根が見つけた音声テープは、自分が子供の時に録音した声そのものですが、その内容が大事件に関わる声だと確信します。
何も知らず平穏な生活が音声テープが出てきたことで、重大な事件に知らずしらず関わっていた衝撃と日常生活が破壊されるかもしれないという葛藤に悩まされます。
このまま放置しておくべきか、この音声テープを公開すべきかという悩み、行動を移していくことになります。
小栗旬が演じる阿久津は、新聞記者でありながら驚くべき行動力と、曽根との接点が映画中に交わり、一緒に事件の解決について行動を共にするようになる。
モデルとなったグリコ森永事件
昭和末期、大手製菓会社の社長が自宅から連れ去られたのを皮切りに、放火や青酸菓子のばら撒きなど1年5ヵ月にわたって前代未聞の展開を見せた警察庁広域重要指定114号、通称「グリコ・森永事件」。
1984年3月18日午後9時すぎ、兵庫県西宮市にあった江崎グリコ社長、江崎勝久氏の邸宅に銃を持った2人組の男が押し入り、江崎社長を裸のまま拉致。現金10億円と金塊100キロを要求したが、江崎社長は3日後、監禁場所の水防倉庫(大阪府茨木市)から自力で脱出した。だが、人質なき後も脅迫は続き、大阪市内のグリコ本社などが放火され、事件は警察庁の広域重要指定となる。
関西弁の挑戦状を新聞社に送りつけ、脅迫金奪取計画では子どもの声が入ったテープを利用して世間を騒がせた「かい人21面相」は、最後まで警察や大企業といった〝権力〟を嘲笑うアンチヒーローを気取った。
このようにグリコ森永事件は未解決事件のなかでも謎の多い事件であり、今でも語り続けられる有名な事件だといえます。
実際に視聴した私の感想
事件の元ネタはグリコ森永事件をモチーフにしていますが、実際の事件でも脅迫電話で子供の声が使われていました。その声には女性(10代?)の声と男児の声が録音されていた。
不明確な情報が多く、推理合戦も不振に終わり結果的には未解決事件となってしまった劇場型事件の代表的なものだと言われています。
私が子供の頃の事件だったので、当時は詳しくは知らなかったのですが、新聞やテレビで賑やかに報道されていたことは覚えています。
また、この声の主は誰であろうかというテレビや新聞では賑やかに推理合戦が行われていました。
このグリコ森永事件のおぼろげな記憶と映画で描かれる描写が錯綜するのであっという間に時間が過ぎた感じになります。
40代の人なら同じような感覚になるのではないでしょうか?
また事件のことを全く知らない人でも、映画はスリリングな展開できっと楽しめると思います。
あっという間に時間が過ぎるので時間泥棒に会うでしょう
原作は小説
原作は塩田武士による同名小説『罪の声』
同年の週刊文春ミステリーベスト10国内部門では第一位、さらに第7回山田風太郎賞も受賞しています。
原作は執筆活動に6年の時間をかけた大作であるため、映画でも綿密にストーリが楽しめます。
罪の声はこちらから視聴することができます。
今なら31日は無料なのでサッと映画を視聴してみましょう
この記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。
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