昨年は台風のため、関西では倒木がとても多い年となりました。関西の公園では多くの樹木が倒木となり、不要な伐採木が発生しました。
管理人さんがいるような、大きな公園では無料配布などがありましたが、小さな公園では無料配布がないまま、いまだ放置されていることがあります。
今回の記事では、公園内で発生した、倒木の処分について思うことを書いてみたいと思います。
公園によっては無料配布された
整備されている公園や、大きな公園では不要な倒木を処分するために無料配布されることがあります。
例えば、無料配布された公園は、大阪では大仙公園や大泉緑地公園などで無料配布がされました。これらは過去の記事で紹介しています。
放置されたままの倒木も
公園によっては、倒木した樹木をそのままにしていることがあります。
樹種は、コナラやサクラ、樫の木など薪ストーブユーザーにとっては、よだれがでそうな樹種ですが、1mぐらいに短くカットしたまま公園内に放置されたままになっています。
この写真のときは2月だったので、春までには処分されると思っていたのですが、4月末になってもそのままの状態でした。
周りには雑草が増えてきて、このままでは、いつかは朽ちてしまいます。
木々が朽ちる過程は、木々にシロアリなどが巣を作ったり、きのこなどの菌類が増えるなどですが、いずれにせよ公園内の生態系には変化が生じてしまいます。
これら伐採木を処分するためには、産業廃棄物と同じ扱いとなり、お金がかかります。
せっかくならば、これらの木々を無料配布すれば処分する費用が不要になり、薪ストーブユーザーは無料で燃料となる薪をゲットできるのになぁと感じていたりします。
例えば西東京市では公園内の間伐作業を手伝った人に伐採木の配布があったりします。
公園によっては、公園サポーターと呼ばれる催事や作業に手伝う人に、伐採木を無料配布するような試みもあり、地域住民と公園をつなぐようなことが増えるとwin-winの関係ができるような気がします。
これら公園内の作業を手伝わせるには、事故などの発生が考えられるため、お手伝いは無理だとしても、公園内に不要な伐採木をおいておけるスペースを決めて、欲しい人が持って帰れるシステムを作れば、良いわけです。
公園内の樹木は、皆のものですので勝手に持ってかえることはできませんが、自治体が公園整備に生じる倒木の配布がもっとあたりまえになればよいと考えます。
地域内で不要な伐採木が、地域に住む薪ストーブユーザーに還元されることが多くなれば良いと、勝手に思ってます。
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