こちらの記事ではホームセンターで売っている薪を調査してみました。
最近はアウトドア売り場で、炭と一緒に売っていることが増えてきました。一昨年では全く販売がなかったので焚き火がジワジワ〜とブームになっているのを感じます。
はじめに
近畿圏内での薪の販売は冬に多く、夏はほとんどみかけることがありません。
春にはたたき売りになりそうな感じで在庫処分セールもあったりします。
→最近のアウトドアブームのおかげで、一年中薪が販売されるようになりました。
結論から書くとホームセンターで売っている薪は種類もまちまちですが、価格的には一束800円前後が多いです。そこに消費税がかかるので約1000円近くもなるので割高感があります。最近はこの焚き火ブームのおかげか、値上げ傾向が認められています。
薪を販売するところはホームセンターだけではなくて、いろいろなところがあります。下記の記事でまとめているので興味がある人は一読してみてください
この記事では調査期間は2019年1月〜、場所は大阪各地のホームセンターを中心に取材を行いました。薪は一昔前は屋外にひっそりと置いていましたが、最近ではアウトドアグッズの隣に置かれるようになりました。これも焚き火ブームのおかげと感じます。
最新の2020年度のホームセンターの調査はこちらにまとめました。
スーパービバホーム 和泉中央店
種類:広葉樹 ナラ? 価格690円(税抜き)
アウドドア売り場で豆炭や炭と一緒の売り場にありました。一束 690円(税別)でした。ほどよく乾燥しており、人工乾燥させたような感じです。黒カビなどが一切なくきれいな薪だと感じます。
長さや太さもおおよそ一定なので品質が高いと感じます。含水率は不明なのですが、焚き火用としては最適な感じがします。
専用のボックスがあったので、一年中売っているのでしょうかね?
こちらの薪は森産業から卸しているようで、こちらの会社はキノコを生産している会社のようで、薪などの樹木について詳しそうです。このため品質は高めです。
ホームセンターコーナン 貝塚東山店
種類:針葉樹 杉? 価格:598円(税別)
過去記事でも紹介しました、ビニールに入った薪、ビニールの中で水分は発散しないため含水率が高いのがわかります。切りたての木々を袋に入れただけのものです。
重い割に含水率が高そうな薪で、なかなか着火しにくそうな感じです。できれば避けたほうがベターな薪です。しっかり乾燥してから使用しましょう。詳しくは下の記事でも書いています。
種類:広葉樹(コナラ?) 価格:498円
こちらの店では、針葉樹もありますが広葉樹が在庫処理品として販売されていました。
長さは45センチほどありずっしりと重さがあります。自然乾燥なので少しだけ菌が付着していますが、焚き火や薪ストーブには全く問題ないでしょう。
見た目は悪いですが、針葉樹よりもこちらのほうが焚き火には向いています。
在庫処理ということは、おおよそこの値段で仕入れているのだと思います。一束500円ぐらいで販売は800円ぐらいでしょうか。あまりお店的には売上がよい商品とはいえないのかもしれませんね。
DCMダイキ 南生駒店
種類:広葉樹 ナラ 価格;798円(税抜き)
自然にまかせて乾燥させたものでしょう。やや色が悪いですが、通常の薪棚で乾燥させると黒くなることはよくあります。含水率は調べることができませんでしたが、片手ではもてないぐらいずっしりとした薪です。
ホームセンターで販売している薪としては、上ランクになります。
アヤハディオ水口店
種類:スギ 価格:848円(税別)
杉の薪です。大きさの割には軽く、小割にして焚付には向いてそうですが焚き火や料理、薪ストーブには不向きでしょう。すぐに燃焼しきってしまいます。
全体的に乾燥してそうなので、手で持ってみると軽い印象がありました。火の威力は良いでしょうが火持ちが悪いでしょう。
島忠・ホームズ南津守店
種類:針葉樹(スギ・ヒノキ) 998円(税別)
ロゴスは薪も販売しています。ダンボールに入っているので持ち運びや積み込みには便利でしょう。箱の中はどのようなっているかは不明ですが、大きさの割に軽い印象があります。この大きさで3キロはかなり軽い部類になります。このため、燃費としては悪いでしょう。
ホームセンターコーナン 平野瓜破店
種類:針葉樹 杉? 価格:598円(税別)
こちらの薪は針葉樹でおそらくヒノキだと思われます。良いところがこの袋を燃やしてもダイオキシンが発生しないと書いています。この袋ごと燃やせということでしょうか、謎です。
袋を持つとずっしりと重さを感じます。なぜかと考えると含水率がとても高いような感じです。
袋をよく見ると樹木のなかにある水分が袋の中に付着しています。これではなかなか着火しにくいので焚き火や薪ストーブには不向きでしょう。
袋にパッケージされているので、一見便利そうですが、アウドドアには不向きでしょう。
新しい年度になり記事を更新しました、こちらのほうが最新です。
まとめ
針葉樹の薪はパッケージがされており、運搬にはとても向いています。広葉樹はパラパラと樹皮が落ちてしまうので、周りを汚してしまいがちです。
しかし、こちらのほうがしっかりと乾燥してそうな感じがします。比重で考えると広葉樹のほうが焚き火には向いているので、購入するお店を選んだほうが良いでしょう。
ただ、しっかりと在庫を常備しているところは少なく、数束だけ売っている程度なので、キャンプ直前に購入するのは売り切れている可能性が高いです。数時間の焚き火をするためには数束が必要です。
事前にキャンプに行くことがわかっているのならば、Amazonなどの薪の販売のほうがダンボールに入れてしっかりとパッケージされているのでオススメです。
この記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。
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