薪ストーブは決して安いものではなく、薪ストーブ本体、煙突、設置に関する工賃などが発生します。これら設置のときの費用については住宅ローンで建て替えることができます。前回の記事では薪ストーブを導入する前の世間のイメージについていろいろと書いてみました。
薪ストーブを導入するまでに聞いたこと考えたことのまとめ 設置までに考えておくべきこと - 薪とともに
今回の記事では、薪ストーブと住宅ローンの関係性とリフォームにおける注意点について書いています。
薪ストーブは新築のときとリフォームの時とどっちがいいのか
薪ストーブを導入することを考えている人に聞かれることで多いのが、新築時とリフォーム時のどちらの時に設置するのか良いのかと聞かれます。
住宅ローンで住宅関連設備として認められる
薪ストーブを導入するときは、多くは新築の家を建てるときに考えることが多いようです。 これは新築の際の住宅ローンに薪ストーブや煙突が住宅ローンに組み込むことができるので、大きなチャンスとなります。
実際に、我が家の薪ストーブと煙突、それらの取付費用については、住宅ローンに組み込んでいます。
住宅ローンには、土地・建物や外構なども含まれます。また、住宅関連設備も同時にローンに組み込むことができます。例えば、インターフォンやトイレ、洗面場などもそうですね。それらと同じように薪ストーブや煙突、それらを取り付ける諸費用などもローンに組み込んでいます。
リフォームで煙突を通す穴を開ける場合は、新築時の雨漏りなどの保証は受けれないことがあるので、新築時の薪ストーブの導入が一番のチャンスとなるのです。
薪ストーブ設置時の内訳はどうなっているでしょうか?
薪ストーブを設置する場合には、ストーブ本体と炉台、各種アクセサリー、工事費用等の費用がかかります。
費用の内訳は、薪ストーブ本体の価格は大きさにもよりますが、約20〜30万円から、煙突については50〜80万円、工事費用は約30万円からが相場です。
また、レンガ等で炉台を作成する場合にはこれらの費用や薪ストーブが安定するために床の補強なども必要とします。
住宅の構造によっては煙突工事費用が変化するため、まずは専門業者に見積もりを立ててもらうと良いでしょう。壁出しにするか、屋根を抜けるけるかについても防水加工や屋根の状態によって費用がかかることもあります。
気をつけなければならないのが、防水加工と耐熱加工の処理になります。不慣れな工務店で付けるよりは、薪ストーブ屋に入ってもらったほうが無難でしょう。
薪ストーブ本体については、中古で販売されているものがありますが、これらは耐用年数が短かったり、燃焼性能が劣る場合があるため避けたほうがよいでしょう。
次の記事では、薪ストーブのメリットについて感想をまじえてまとめてみました。ぜひ読んでみてくださいね。
薪ストーブのメリットについて本音で語ってみます - 薪とともに
薪ストーブの楽しさを感じてもらえればと思って書きました。
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