我が家では、庭に切り株を放置していて、薪割りの台座、兼 踏み台として利用しています。長年、雨風にさらされるとアリやキクイムシが侵入してきて、どんどん朽ちてきています。
今回はその朽ちてきた切り株から大量のカブトムシが見つかったお話です。
大量のカブトムシの幼虫が出てくるので苦手な方は閲覧注意です。
我が家の庭先の風景
庭には樫の木の切り株が置いています。この樫の木はとても堅いので薪割りの台座として利用してきました。
緑のクラピアに切り株を置いておくとすごく色味が映えていい感じだと思います。
切り株は虫たちの絶好の環境となっています。アリが巣を作ったり、キクイムシがいたりと、景観は良いのですがそれに対する代償もありました。
最近になってだいぶ朽ちてきて、足で踏むと簡単に崩れてくるので、そろそろ潮時かな、処分しなければと思っていまいた。
2016年の冬に頂いた樫の木も、ずっと放置していたため、雨を吸い込んで柔らかくなっています。たしか、mixiで薪情報を得てもらったものです。
さすがに2年も地面に直置きなので、地表からの湿気と雨によって朽ちてきています。
最近では指で押しても弾力があり、手でも簡単に崩すことができます。
水分を含んでいるので、薪ストーブの燃料にはまったくなりません。
朽ちてきた切り株の中には・・・
日、切り株が自然と崩れているところがあったので、観察してみると白い光るものがチラリ、ナンダコレハ・・・動いている。。。。
にもらう原木でも、キクイムシなどの幼虫がいることはよくありますが、なんだか大きすぎて怖いくらいでした。白く光っておりモゾモゾと動いています。
最初は割り箸でツンツンと押してみたりしていました。
少しずつ切り株と崩していくとひときわ大きな幼虫が出てくるーーー。しかも、一匹ではありません。まるでマンションのように切り株の中にはいるではないですか!?
しかも大きい・・・
手にとってみるとずっしりと重い!
これはカブトムシ!?
専門のところに問い合わせてみると、カブトムシは幼虫のままで越冬するそうです。
カナブンかなとも思いましたが、なんせ大きいサイズです。10センチを越えるものもあり、カナブンの大きさではないぐらいです。
子供は大興奮、大人は絶叫!
切り株をひっくり返すと大量のカブトムシの幼虫がいるではないですか!?
子どもたちは大興奮!でも大絶叫!
大人もこんなに大量の幼虫は初めて見ました!
カブトムシが切り株の中で生まれ、育つとは知りませんでした。しかも、我が家の庭先にこんなに大量にいるとは考えもしません。崩せば、そこにはカブトムシがいる状態が続きます。
いるわいるわで、だんだん慣れてくるものです。
手にとってみると、肛門が横になっているのでカブトムシで間違いないといことです。
カブトムシとクワガタとの違いは、この肛門が縦か横かで判断するそうです。下のリンクでわかりやすく解説されています。
クワガタ、カブトムシ、カナブンの幼虫の違いについて | クワガタ・カブトムシ飼育情報:月夜野きのこ園
困った問題が生じた
問題はこの幼虫をどうやって保管して、育てるのかということ、それと成虫になったあとはどうするのかという問題も出てきます。
いるわいるわで、どうするかという問題のほうが先決です。数匹だと、自宅で成虫に育てて、観察することもアリですが、なんせ50匹を越えているのでどうしようものかと思います。切り株は完全に腐葉土に近い状態となっており、切り株にカブトムシが卵を産み付けたようです。
ひとまず、自宅にあったリンゴ箱に簡易の育成ボックスを作りました。
欲しい人にあげたいと思います。
クワガタの幼虫もいるかも!?
今回はカブトムシの幼虫が50匹以上出てきたのですが、我が家には同じような切り株が4株ほどあります。
隣の切り株をそっと触ってみると、そっとクワガタが出てきました。クワガタの幼虫?もチラリと見えていました。これ以上はムリと思いそっとしています。
このまま越冬できるのでしょうか?
すでに先約がいてる我が家
カブトムシとクワガタの成虫はすでに家の中で飼っています。
今年も我が家ではカブトムシとクワガタを飼っていますが、このサイズよりもずいぶんと大きいサイズと思われますね。
カブトムシのオスは一つの飼育箱に一匹と決まっているので、50匹もいるととんでもない数の飼育箱が必要となってしまいます。
どうしましょう。。。