昨日の記事では、東京日本で使われた歴代の聖火トーチをみてみました。本日は、リオオリンピックの聖火トーチをじっくり中身までみてみようと思います。
本日の目次
2016 リオデジャネイロ オリンピックのトーチ
ここ最近の聖火トーチです。色もカラフルになり形も変わってきました。
昔の聖火トーチは左右対称が多かったのですが、近年では非対称のものが増えてきています。さらにリオオリンピックの聖火トーチは上部が可動式になっており、これに意味を持たしています。
着火のためにガス弁のつまみをひねる。すると、白い円錐の上部が開き、5本の鮮やかでメタリックな色の帯が現れるのだ。閉じた状態では、そのコンパクトな形状に人類の平等が映しだされ、開いた状態には、ブラジルの多様性と活力が表わされている。
この波打つ5本の帯はまるでパフェのようで、各色がブラジルの壮大な自然を象徴している。いちばん下の輪は、暗いコパカバーナの歩道を表し、ふたつの青いさざ波は海を想起させ、ギザギザした緑の線はリオの街を見下ろす山を、最上部の黄色は太陽と、競技大会での最高のアスリート達へ授与されるメダルを表現している。
なんといっても、可動式になっているのが初めてですね。これをデザインしたのは日系ブラジル人の方なので親近感を持てます。
聖火トーチを解体してみる
よくiPhoneが発売されると解体したり破壊する動画がyoutubeにはアップされます。リオオリンピックの聖火トーチも分解?破壊されている動画がありました。
聖火トーチのロゴはこのようなかたちになっています。歯ブラシ起きのような形ですね。
上部に見える金色はメダルを表しています。可動部が下がっている状態は平等を表します。
ガス弁をひねると少し伸びます。リオの自然を表します。
ここがガス弁のようです。鍵マークを特殊なもので回します。
ガス弁が外れてしまいました。
ガスを入れるところになるのでもちろん空になります。
ここからは解体が始まります。
聖火ではなく解体時の火花がキレイです。思わずビックリ!
電動ノコギリでどんどん切っていきます。
可動部が魚のように2枚におろされました。
ガスを上部までおくる鞘が見えます。
最終的にガスを入れる部分も真っ二つ
〆
今回は聖火トーチの中まで観察してみました。
中はシンプルな構造になっていることがわかりました。よかったら他のページも見てくださいね。
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