薪ストーブを紹介する本はたくさんありますが、本によって個性や特色があります。
薪ストーブの導入を考えている方は、きっと本を購入してある程度のイメージを高めるのだと思います。
私も薪ストーブを新築の家に導入するまでは、沢山の本を集めて読みました。すでに古くはなりましたが、いまだに何冊かの薪ストーブ関連の書籍所有しています。
改めて読み直してみると、目からウロコの情報や薪ストーブユーザーにとってさらに、有用な情報が書かれていることに気づきました。
今回は薪ストーブについて書いている本の内容をレビューしてみました。
薪ストーブの本の概要
薪ストーブの本を何冊も買っていますが、おおよそ編集されている内容は似通っています。多くは以下のような構成になっていることが多いです。
薪ストーブ導入前に読むべき情報
薪ストーブを設置する場所のレイアウトや自宅図面、紹介されている方の薪ストーブライフなどインタビュー記事などがあります。自分にとってイメージしている薪ストーブライフが本当に有用なのか、またデメリットはないのかについて知ることができます。
私も負けじとメリットやデメリットについて書いています。
例えば、モダンな家に映える薪ストーブとはどのようなものでしょうか、またカントリーに似合う薪ストーブはどのようなものか、写真付きで紹介していることが多いです。
いろいろな住宅に薪ストーブが導入されている例があるので、見るだけでも楽しいと思います。
我が家では、カントリー風な家なので、バーモントキャスティングス アンコールを設置しています。
さらに、薪ストーブを導入するための基礎知識がまとめられていることが大半です。
- 薪ストーブの種類や選び方、デザイン
- 薪ストーブの各部の紹介や素材感
- 暖房方式や薪の燃焼の仕組み
- 薪ストーブの購入方法や設置方法の流れや工務店などに依頼する方法
- 煙突や煙について
特に煙突について詳しく書いているかが、導入前にには必読のポイントです。
煙突の位置は後から変更することが難しいので、新築の家を設計する段階や、リフォームの計画段階で知っておかないとならない知識が中心です。時間をかけてじっくり読みましょう。
なぜユーザーに基礎知識が必要なのか
私が家を建てる前には、いろいろな住宅メーカーや工務店を訪ねました。
某有名住宅メーカーで薪ストーブについて相談してみましたが、展示場などで接客するサービスマンは薪ストーブについて知らないことがたびたびありました。その際、サービスマンは、すごくネガティブなイメージを持っていました。
なぜかと問うと、煙突を開ける場所からの雨漏りが発生する可能性があることや、住宅メーカーの規格外の壁出し煙突についてすごくネガティブで否定的な意見が多かったと思います。これら薪ストーブを付けることで保証が効かないことや、近所に迷惑だなどすごくイメージが悪い印象を持っていました。とにかくトラブルになる可能性があるものは排他的な考えが強かったので、住宅メーカーでの建築は諦めました。
これらのことから、導入を希望するユーザーが無知であると、サービスマンの言いくるめられて薪ストーブを諦めてしまうことがあったり、希望通りの家や薪ストーブが導入できないことがあるかもしれませんので、ある程度の知識は必要だと感じます。
ネットの情報は信じるなという時代ですので、本を持参して打ち合わせに臨んだほうが良いと思います。個人的には住宅メーカーより工務店のほうが薪ストーブに対して印象が良いイメージがありましたよ。
導入前はしっかり読み込んで自分がイメージする薪ストーブを導入しましょう。
以上のことから、これらの情報は、薪ストーブを購入前の方には必読のページになります。
薪ストーブのカタログ紹介
薪ストーブの本には必ずたくさんの薪ストーブが紹介されているページがあります。メーカーごとに一覧になっており個性的な薪ストーブが記載されていることが多いです。
本によっては国別になっていたり、タイプ別になっていたりするので、すごく個性があります。
見た目で選ぶのもし良し、燃費や機能性で選ぶのもし良し、価格で選ぶのもし良しです。
詳細なレビューでは注目すべきは日本メーカーがあるかについても確認してみました。
気になった薪ストーブがあったら、ショールームや薪ストーブショップなどで、カタログを手に入れましょうね。カタログを見ている時が一番楽しいかもしれませんね。
薪ストーブは価格が高いですから、簡単に買い換えができないものです。しっかり選びましょう!
薪について書かれている
薪集めや購入について詳しく書いているか注目しました。
また、薪になる樹木や燃焼する仕組みなどについて書いているかなども記載していました。本によっては薪割りの方法や薪棚の設計図など、本によってかなり差がある特集となっています。
他のページと比べるとやや情報量が少なめな印象です。
しかし、薪ストーブを導入してからは薪のことばかり考えることになります。
『ログマガ』薪ストーブ白書2017によると将来のユーザーへの誘いと助言についてアンケートがあり、1位 薪の入手先と検討・確保 2位 薪ストーブの楽しさ 3位 薪棚の設置場所確保があげられており、薪についてしっかりと考えておくことが大事だと書いています。
これらのことから、薪ストーブ本体だけでなく燃料となる薪について考えておくことが重要であり、ランニングコストや一年を通した薪割りについて考えておかないといけないことになります。
チェンソーや薪の野積みについてはこちらのサイトが詳しいです
着火の方法
薪ストーブ初心者は必見のページです。着火の基本知識や着火方法について学ぶことができます。導入前にはきっとワクワクして読むページになるのでしょう。
薪ストーブの購入直後にはよく見るページになりますね。
改めて読み直すと写真のような焚き付けは、薪をケチっているのがわかります。もっと沢山の薪を組んで炊く方が最終的には薪ストーブの温度が上がるので煙が少ない結果となることが改めてわかりました。
さらに本によっては上級者向けの燃焼の工夫なども書かれていました。例えば薪ストーブ内でオーロラ現象を見る燃焼方法や、一番燃費の良い焚き方など・・・うーん、早く試してみたいです!
薪ストーブ料理について
薪ストーブの本には薪ストーブ料理が紹介されている本があったり、この薪ストーブ料理がメインの本もあったりします。
本によってすごく個性があるのでページが多い本があったりするので、薪ストーブベテランの方必見のページでしょうね。
主に薪ストーブクッキングの種類とレシピについて書かれています。
薪ストーブ料理といえばピザ!というわけでほとんどの本にはピザが紹介されています 笑
薪ストーブクッキングのブログは数多くあり、以下のブログでも紹介されています
薪ストーブショップ紹介
薪ストーブの本の後半には必ず薪ストーブショップが掲載されています。
書籍によって何軒紹介されているか、また各地域にどれだけショップを紹介されているか確認しました。地域の薪ストーブショップを抑えておくほうが、後々のメンテナンスや薪についての情報、薪ストーブグッズなどが展示されていたりするので、是非訪問しましょう。
11月3日(祝)イベント開催!! 薪火でつなぐ | 薪ストーブのファイヤーサイド
例えば、バーモントキャスティングスのショールームであるズクショップではイベントが計画されてたりするので、お時間がある人は是非訪問しましょう。
さらに、書籍によっては森林組合の連絡先や薪ショップの情報があったりするので、地元の薪販売店の情報が書いている本もあります。
〆
以上の項目をすいてが勝手にページや内容を確認してみました。一番良い本はどれになるでしょうか、楽しみです。
今回取り上げた項目以外でも読み応えのある企画内容があるので、読んでいて楽しい本ばかりです。
長くなってしまったので、実際に次記事でレビューしていきますね。しばらく毎日アップします!
次記事では、オススメの薪ストーブの本のレビューを書いてます。