『小さい赤ちゃんから、大人まで使えます』とアピールしているすくすくチェアですが、赤ちゃんから子供へと成長すると、たちまち身体と椅子が合わないということになります。
すなわち、すくすくすくチェアは成長によって座面の高さを調節する必要があります。今回の記事ではその調節のポイントなども書いてみました。
赤ちゃんの椅子の高さの設定ポイント
このすくすくチェアの良いところは、子供の成長に伴って座る高さを調節できることです。赤ちゃんのときは座面は高めに調整し、身長(座高)が高くなってくると徐々に座面を下げるということになります。
すくすくチェアの説明書には、一定の成長歳と高さを表記していますが、実際には個人に合わせた高さに設定することが必要です。
専門家に監修してもらい、赤ちゃんの椅子の高さの設定を紹介したいと思います。
ポイントは大きく3点あります。
- 横から見て肘が机より上ぐらいになっているか
- 足の裏が足板にしっかりとついているか
- 太ももの裏に隙間がないか
1.横から見て肘が机より上ぐらいになっているか
すくすくチェアでは机自体の高さを調節することはできません。座面を上げ下げすることで、丁度よい高さにしてあげて下さい。
机の上にはおもちゃや食べ物が乗ることになります。
この台よりは肘が上になっていると理想的です。肘よりも下に机があると食事する時に不利になります。
つまり、肩から真下人間学下ろした肘が机の上になっているかを、真横から観察することになります。
逆に成長が進むと座高が高くなるので、肘の高さが机よりもさらに高い位置になります。
このときは、座面を下げて調節するということになります。
逆に、座板を上げすぎると、上半身がぐらぐらして机に手を支えて座っていたり、乗り出したりすることが多くなるので、注意が必要です。
チェックポイント 上半身を手で支えずに座れているか
上半身がグラグラするとにの対処法
一方の手で机を支えて座っている状態では、まだまだ上半身の発達がゆっくりかもしれません。いわゆる腰が据わるという状態より前の段階かもしれませんね。
この場合は、バスタオルなどをガードと身体の間に挟んであげたりして、上半身のサポートをしてあげましょう。
多くの場合、赤ちゃんは猫背になっているので、背中と背もたれの間にタオルを入れてあげましょう。
タオルは、ひとつだけではなく、骨盤と背中の両方に入れてあげてください。姿勢が安定してきたら、どちらか1つずつ外していくと良いでしょう。
赤ちゃんの成長は、上だけでなく横にも大きくなります。お腹がガードに接してくることには、ガードを外してしまうと良いと思います。
最終的な机を外してしまうタイミングも同様ですが、実際にはその頃にはしっかりと座って要られる頃になるので、机を外して皆と同じ机を使用することになります。
このあたりの柔軟性がすくすくチェアの良いところだと思います。
チェックポイント お腹とガードには余裕があるか
2.足の裏が足板にしっかりとついているか
赤ちゃんはじっとしていられないですが、足の裏が足板にしっかりとついているかを確認しましょう。
足の裏が板についているということは、しっかりと座るための土台ができるということになります。もし、足の裏が浮いていると、太ももの裏だけで上半身を支えるということになるので、不安定になり、長時間のお座りができなくなります。
チェックポイント 足の裏は浮いていないか
3.太ももの裏に隙間がないか
足の裏と同様に太もも裏が座面に接していないと、お尻だけで上半身を支えることになります。上半身がぐらぐらしている
特に足が伸びてくると太ももの裏が浮いてくるので、身長が伸びたな、という頃にチェックしてあげて下さい。
写真のように足を引いた状態でも、太ももが浮いてこなければベストです。足を引いた状態で太もも浮いてくるときは、足が長くなってきた証拠になります。
また、つま先が足板についていても、それではダメです。
しっかりとかかと(踵)が足板についているか見てあげましょう。
チェックポイント 足のかかとは足板についているか
※ 余談になりますが、背もたれと座面の隙間から落ちたという口コミがありました。
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=5725308/
写真のように椅子と背もたれの隙間は狭くすることができるので安全です。この隙間から赤ちゃんが落ちることはありえません。
この隙間から落ちるということは、頭より隙間が大きすぎるということになります。そのような大きさに幅があるということは、もちろん落下の可能性がありますが、通常はそれより狭く設定しているとそのような事故は防げると思います。
前方の下から見るとこのような状態です。一度立たないと、この隙間から落ちることはありえないです。
年齢が上がってくると、自分で立ち上がることが可能になるので、そのときは目を離さないようにしなければなりません。
〆