今回は薪ストーブの柵を自作したので、それをレポートしたいと思います。
また、自作した後の経過について感想を交えて書いてみますね。
薪ストーブによる子供の危険はある?
薪ストーブを導入する前に躊躇するひとつの理由が、子供が火遊びをするのでは?火傷をするのではないか?という不安が多いのではないでしょうか。
私もその不安を持っていて、子供の火遊びによる火災や火傷が一番の心配材料でした。
薪ストーブを導入してわかったことは、どんなに小さくても子供は危険とわかっているものには近づかないということです。そのためか、我が家では小さな子供がいますが一度も火傷をしたことはありません。
これらの心配ごとについては下記で紹介した本の『薪ストーブオーナー奥さま座談会』でも書いています。
こちらの本でも書いていますが、逆に火の怖さや火傷について、きちんと教えることが大事だと思いますね。
薪ストーブの柵の呼び名をハースゲートと呼ぶ
薪ストーブのガードはハースゲートと呼ばれて、既製品もいくつか販売されています。
多くのハースゲートは鉄で作られており、それにを塗装したものがほとんどです。
気になるのが素材が鉄ということで、熱を持つのではないのか?また結構高額なものが多いのではないかと購入を躊躇していました。
また、先程述べた通り実際に使ってみないと、柵が必要であるかどうかはわからないので、我が家では自作することとしました。
購入したものと道具について
材料
- ホワイトウッド 2×8 3ft 4枚
- 丸木 直径1cm 1 20本ほど
使用道具
- 電動ドリル
- 木工用ドリルビット 10mm
- 木槌
- ノコギリ
材料はホームセンターで購入しました。天板と底板になるホワイトウッドの強度は意外と組んでみるとしっかりとしており、子供が登っても十分な強度があります。また、丸木の本数を増やすとさらに強度が増すので、できるだけ数が多いほうが良いでしょう。
使用道具は家であったものを使用し、木工用ドリルビットのみ購入しました。
図面を書いてみました
我が家では炉台があるので、炉台の周囲に柵を作るようにしました。
一番悩んだのが、薪ストーブと木製の柵との距離です。薪ストーブに近すぎると火災になるのではないかと思いました。ハースゲートが鉄製なのはいくら高温になっても発火する恐れがすくないので、その素材が多いのかもしれません。
結果的には、正面になる柵との距離は35センチ、一番接近する場所では25センチの距離ですが、木製の柵が触れられないほど熱くなることはありません。これ以上距離を近すぎると危ないかもしれませんね。
板を切ってみた
しっかりと長さを測定してカットします。できれば事前に図面などをひいたほうが良いでしょう。
柵を作るための穴を作る
丸木用の穴を開けます。電動ドリルに木工用ドリルビット 10mmを使って等間隔で開けていきます。ツー・バイ・フォーはホワイトウッドなので柔らかいので簡単に穴が開いていきます。貫通させずにおよそ1センチぐらいの深さで開けましょう。
均一に深さを決めておかないと、後で入れる丸木が安定しません。
できれば、屋内でやったほうがいいでしょうね。屋内で行ったので、木くずが沢山でました。
丸木を打ち付けましょう
ホームセンターの材料館で買ってきました。一本99円なので格安です。これを均一の長さにカットしましょう。
木槌で打ち付けます。あまり力を掛けずにトントンと叩きます。
穴は垂直に開けないと写真のように傾きが生じます。わずかな傾きですが丸木を差し込むと目立つのがわかります。
しかし、丸木はある程度しなるのでちょっとぐらいの傾きならば気にせずに天板をはめてみましょう。ちょっとだけ、しなっているのがわかりますか?笑
丸木だけだとグラグラと安定していないので、縦に木板を立てて固定します。
仕上げの固定
縦に支柱となる板を立てて固定します。これでだいぶ安定しています。
柵自体は転倒すること無く、安定していますが、柵全体がズレて移動してしまうことがあるので固定しました。
レンガとツー・バイ・フォーが丁度同じ長さですので、レンガの間にツー・バイ・フォーを差し込み、固定しました。レンガと木板はピッタリの大きさか、わずかに木板のほうが長いので木槌で打ち付けるとズレること無く固定することができました。
これのお陰で床や壁の穴を開けること無く安定した柵を作ることができました。
完成
柵があると薪ストーブが見えづらいですが、子供が不用意に衝突することもなく安全に薪ストーブを使うことができます。
柵があるとバスタオルなどをかけるとアッという間に乾くので、とても便利です。
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※ 柵と薪ストーブの距離については個人の使用感なので、ご自身で参考にしてくださいね。