こんばんわ、こんばんわSuitenです。
今日はクラピアの増やす際に、上に乗せた土を変えてみたお話です。
クラピアの驚くべき成長力
クラピアの特徴のひとつにとても成長度が早く、踏んでも枯れることがなく、とても強靭です。
写真のクラピアは防草シートの上に根を付けて、さらに10センチほどの段差を越えようとしています。
一部のクラピアの根は防草シートを突き破るぐらいの力を持っているようです。
しかし、全ての根が突き破ることはないので容易にひっくり返すことができます。
最近ではこの防草シートの上のクラピアを移植しています。
ちょっとわかりにくいですが、クラピアの上に大量に抜いたクラピアを置いています。
このクラピアをさらに増やしたいと思います。
クラピアの茎伏せの基本
まずは水に浸します。今回は大量のクラピアを移植することになりました。
バケツいっぱいのクラピアを水に付けておきます。できるだけ太い茎を中心に長く引き抜きました。
今回の茎伏せのポイント
右はいつものように縦に茎を入れるために細く長く掘った穴です。
左は適当に穴を掘っただけです。
この穴にクラピアを適当に敷き詰め、余っていた園芸用の土を乗せておきました。
実はこの方法が良いと後でわかりました。
園芸に適した土の見分け方
新居の場合は、家の庭には真砂土が多いと思います。
この真砂土は水の保水量が乏しいことが知られています。また、栄養分や微生物も少ないので植物が育ちにくい土となっています。
園芸用の土は、化学性にすぐれ栄養分も多く、何よりも水分の保水力がまったく違います。このため、同じように水やりをしても、土の中にある水分を流さないようになっています。
見た目で白っぽい場合は、砂成分が多いことになります。特に新築などの場合は、通常は真砂土で法面や建物の土台を作ります。
この真砂土には、全く有機物がありませんで、土の中の栄養状態がよくありません。
また、土の中での保水量も弱く、よく言えば水はけが良い、悪い言えばすぐに水分が深層に流れてしまうことが言えます。
このため、根付くまで、頻回に水やりをしないと枯れてしまう原因となります。
園芸用の土は、砂だけでなく、粘土成分や有機物も多く含まえています。
このため、水の保水力も高く、栄養状態も良くなるので茎伏せの上にかける土としては最適です。
参考にしたのはこの本です。
〆
我が家の場合は、あまり庭に有機物が増えて、虫が増えすぎると困るので、できるだけ真砂土のままでクラピアをグランドカバーとして育てようと思っています。
時間はかかりますが真砂土でもクラピアは育ちます。
クラピアは真砂土でも育ちますが、肥料や土の保水量によって成長力がことなります。
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