こんにちわ、暑中見舞い申し上げます。薪ストーブは夏には使用することがなくて、なかなか記事が書けないことが続いています。今回は薪ストーブの掃除をプロにお任せしたことを書いてみますね。
所有する個人でも煙突掃除は可能ですが、この記事を読んで専門のプロに任せるメリットを感じてもらえたらと思います。
プロが行う薪ストーブの掃除のメリット
今年の薪ストーブと煙突掃除は専門のプロにお任せしました。煙突の一部分は自分でも掃除することができるでしょうが、今回は徹底的にお掃除してもらうことにしました。
YouTubeや他のブログでは、個人で煙突掃除を行っている方もいますが、プロの掃除はこのような感じで行っているので参考にしてもらえたらと思います。
プロに任せると、ストーブ内部までしっかりと掃除してくれて、なおかつ消耗品のチェックまでしてくれるところがメリットではないでしょうか。
薪ストーブは火を入れる道具になるので、しっかりとメンテナンスをしてあげないと火災や事故につながるで、定期的なプロの目によるチェックは必要だと考えます。
煙突掃除の時期
煙突掃除を行ってもらったのはGWを過ぎたぐらい、梅雨が来る前に煙突掃除をしてもらいました。梅雨になると湿気が多くなるので、煙突内の煤が固着するそうなので、それまでの時期が煙突掃除の時期だそうです。
掃除前のストーブ本体の様子
今年の冬もたくさん薪を焚いて、頑張ってくれました。我が家ではアンコールを使用しています。さすがに天板は吹きこぼれたものなどがあるため、よく汚れています。
扉もガンガン汚れており、そのままになっています。
今回は煙突掃除と、本体の内部まで掃除することを注文しました。自分でもすることができますが、プロに任せるほうが徹底的に掃除をしてくれるでしょう。
今回は薪ストーブを設置してくれた薪ストーブ販売店にお掃除を依頼しました。
煙突掃除の様子
煙突トップ部分の掃除
我が家の薪ストーブは、屋内でL字に曲げて、壁から煙突を出しています。
さらに屋外では、屋根に沿ってカーブがあります。
煙突掃除は大きく3つに分けられるそうで、煙突トップ部分、屋外の煙突、屋内の煙突というような感じで3つの工程で行われています。
ストーブ屋さんに聞くと、汚れが軽い場合は下から煤を落とすそうですが、しっかりと煙突内の掃除をするためには、上からのほうが良いそうです。
上からの掃除のほうが効率が良いそうですが、高所になるので危険が伴います。屋外から長いハシゴを伸ばして、直接屋根に登ります。
まずは、煙突のトップ部分(最上部)を分離させます。煙突のトップ部分を外します。
この日は気温が高く、とても暑い日でしたので、煙突自体がとても熱を持っていたそうです。
煙突のトップ部分を地上で見ると、意外と大きいと感じます。二重構造になっているため、ズシリと重さがあります。 しっかりと汚れを落とすためには、安定した地上での作業が必要です。
雨にさらされるため、煙突のトップ部分は煤が固着しています。薪ストーブからの熱がここで急激に冷まされるために、多くのタールが固着しています。
金ブラシでゴシゴシと擦ると、煤が取れていきます。この部分は毎年、掃除してあげないと、さらにタールが重積しそうですね。
屋外煙突部分の掃除
煙突は専用のブラシでこすっていきます。ブラシの長さは煙突に合わせて伸ばしていくそうです。
何軒もの煙突を掃除したブラシはいい意味で汚れており、使い込まれている感じがしますね。
煙突の上部から一番下までブラシを伸ばして内部を掃除しています。
煙突の煤は下に取り付けたビニール袋に溜まるようになっており、ゴシゴシとブラシを上下させています。
アニメーションでブラシが見え隠れしてしている様子です。ザーっと煤が落ちてきていますね。
煤の状態から薪ストーブの焚き方のご指導ももらったりします。しっかりと燃焼されており、不要なタールはないとのことでした。
それでも煙突内部にはたくさんの煤がつくことがわかります。
煙突の内部の掃除が終わると、トップ部分を元に戻します。 これだけで約一時間経過しています。
ストーブ本体の煙突を取り外して、メガネ石に当たる部分の煙突部の掃除です。この部分は煙突は取り外すことができない部分なので、専用掃除機が必要です。
この専用の掃除機でこびり付いた煤をグングン吸っていきます。
さらにストーブ本体を分解して内部を掃除します。キャタリティックコンバスター(触媒)もまだまだ使えそうです。
ストーブ本体のすべての部品を分解して掃除していきます。ここまでくるとさすがに素人では難しいだろうなと思うことばかりです。内部はバラバラにしてすべての部品のチェックを行っています。
掃除しながらキャタリティックコンバスター(触媒)やガスケットの交換の有無を確認してもらいました。
今年は設置して数年経っていますが、まだまだガスケットなどの劣化がみられないことから、掃除だけで終了となりました。
掃除後のストーブ本体
約3時間で掃除は完成しました。プロに頼むと内部まで徹底的に掃除をしてくれるので安心です。
内部はこのようにすべてきれいになりました。
夏の時期に灰をどうするのが良いかと聞いたところ、全て取り除いたほうが良いそうです。灰には湿気を引きつける性質があるため、ストーブ内部に湿気が溜まることになるそうです。さらには湿気取りをおいたほうが良いそうです。
〆
薪ストーブのメンテナンスは、個人でもできますがプロに頼むと同時に安心が得られます。 慣れていないと、簡単に壊れてしまうかもしれないので、餅は餅屋というわけでお任せしましょう。
まだまだ夏は続きますが、体調には気をつけていきましょう。
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