クラピアは植物なので、もちろん成長には土と日光、気温が大きく影響します。植物の成長にはどれも重要なことでしょう。
日当たりが良い南側は、地面の温度も上昇傾向にあり、植物の成長を助けます。
結論から述べると、南側に植えたクラピアは日照時間が長いためか成長度がとても早いです。それでは、日当たりの悪い北側はどうなるのでしょうか?
今回の記事では方角とクラピアの日照時間の違いによって、成長の変化があるので記事にしてまとめてみました。
我が家の家における方角と日照時間について
家の南側は常に日光が浴びている状態です。太陽からみると、北側は建物の裏側になるので直接日光は当たりません。
東側は朝は隣の建物の影になるので直接日光があたるタイミングが短いです。それに対して西側は、隣との距離があるのでやや日照時間が長い傾向があります。
我が家のクラピアを植えた順序について
北側と東側は法面(斜面)になっており、雨による土の土砂流れを防ぐために、優先的に購入したクラピアのポッドを植えました。
まず、クラピアを20株購入して東側と北側はほぼ同時に植えました。次いで追加で20株を西側に追加で購入しました。余ったものはさらに東側へ植えました。合計40株を育てて、南側は茎伏せで増やしたものが大半でポッドで植えたものはありません。
日当たりが良い南側
茎伏せだけで植えた南側は成長が一番早く安定した成長を遂げました。また、成長にはムラがないように感じます。真夏は日照りが強いので過酷な環境になりますが、クラピアは水をあげなくても十分成長することができます。雨だけでも十分育つことが観察されました。このあたりが芝生よりも育てやすいポイントといえます。日当たりが良いところは、肥料をやらなくても水だけでも育ちます。
葉は小さめで茎の匍匐も少ないように感じます。その割には密度が濃い感じがしています。裸足で歩いても土が足の裏につくことがありません。日常的に歩くことが多いので踏みしめ効果が高いのかもしれませんね。
クラピアを増やす方法はこちら
やや日照時間が短めの西側
法
クラピアは、法面(斜面)の土の流出にはとても効果が高い。
西側も成長速度が早く、安定した成長をすることができました。南側と比べると水やりの頻度を多くしたのもよかったのかもしれません。
匍匐性が高く、どんどん伸びていきます。この部分は法面なので踏みしめなどは行わずに約3ヶ月でこのような状況になりました。クラピアは日照が少ないと真上に伸びる傾向があるので、南側と比べると光が不足していることがわかります。
光が欠乏すると、クラピアはランナーを伸ばす傾向が強くなります。成長しすぎて、隣の敷地に入りそうなのでカットします。防草シートがあってもなんのそのって感じです。防草シートの上をランナーが走破して、敷地を増やすことがわかりました。
日照時間が極端に短い東側
東側に植えたクラピアは日照時間が短いため、成長が遅い傾向があります。日照が乏しい場所のクラピア横方向に匍匐するのが遅れ上方に成長しようとします。
上へ上へと伸びていくのが感じます。右側は物を置いていたため、変色しています。
隣の家の影になることも大きく影響していると思います。
西側は隣の家との距離があるので、クラピアは影になる時間が長いほど成長が遅れることがわかりました。
茎は細く弱々しいです。上へ上へと伸びていく感じが切ないです。踏みしめてやると横方向へ匍匐することが多くなります。葉は大粒になりますが、全体的に元気がない感じがします。
建物の影になる北側
北側は一番最初に植えたのですが、なかなか伸びなく、葉も少ないです。真砂土のため土に栄養がないのが大きなためだと思いますが、他と比較すると日照時間が短いのが決定的に異なります。
乾燥防止のため、散水ホースで毎日水を上げましたが、成長度は遅く土がまだまだむき出しの状態です。ランナーを伸ばそうとしますが、弱々しく細い茎が伸びていきます。
〆
我が家の周りは真砂土で栄養のない土ですが十分クラピアが育つことがわかりました。
日照時間の様子によってクラピアの成長度が異なるため、クラピアを植える間隔を短くすることや、伏せ茎をたくさんすることが重要でしょう。
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